■ご相談事例(平成22年1月)■20代独身女性 「加入保険見直し」

[ご家族構成] 
ご本人(20代/会社員/女性/独身)  ※現在ご両親と同居中 
 

[ご相談内容]
つねづね加入中の保険が
独身なのに死亡保障が多すぎるのでは?
保険料がゆくゆくアップするらしいがこれでいいのだろうか?

という疑問を持っていらっしゃったとのことで、今回相談にいらっしゃいました。 

加入中の保険のおもな保障内容をみていきますと

■万一の「死亡保障」は、現時点で2220万円、10年ごとの更新タイプで60歳になると100万円の保障になる(内訳:掛け捨ての定期保険2120万円、終身保険100万円) 

■保険料は現在月々約10,000円程度でしたが、もうすぐ更新を迎えるため保険料がアップする、そしてさらにその10年後、20年後も保険料がアップしていくタイプの設計 

■保険料のうち、90%以上が掛け捨て部分に充てられている 
 

入院保障は5日目〜が対象となっている

といったものでした。  

 

【ご本人のおもな希望】
@現在は独身なので、万一の「死亡保障」は重視しておらず100万円程度あればでよい(保険だけで整理資金をまかなうつもりはない) 

A「医療保障」は重視したい。とりわけ心配な「がん」になった場合の治療費用を厚くカバーしてほしい。また「先進医療」をしっかり保障しているものがよい。 入院は1日目〜対象となるものがベター。

B 「介護保障」や「老後生活資金準備」も、少額でもいいからいまから計画的に準備していきたい

 

C保険料のアップがないこと

D 年金受給世代になったときは、保険料の負担が小さいプランがよい 
 

の5点でした

 

[解決策]

@ A社終身保険特約100万円を採用。下記Aにある終身医療保険に特約として備えることで通常の単品終身保険より少し割安に備えました。

 

A 複数の保険会社の終身医療保険をご案内し、ご本人の選択でA社のものを(1入院:60日タイプ・1日目〜 8,000円/日額)を採用。また、先進医療の特約をつけることで、通算700万円までの先進医療技術料もカバーしました。 ちなみに保険料の払込期間については、「老後になったら負担を極力なくしたい」というご希望がございましたので、60歳払済タイプをお選びになられました。

なお、心配していらっしゃった「がん保障」は保障額に細やかなご希望がおありだったこともあり、ある程度保障額の自由設計が可能なA社のがん保険を選択されました。 

B 介護保障もあり、かつ貯蓄性のあるA社の「介護年金保険(65歳払済)」 を選択されました。この商品の特長は65歳の保険料が払い終わった時に、自身の今後のリスクを考え引き続き介護保障をつづけていくか、保険で蓄えた資産を一時金や年金としてご自身で受け取り(その場合受取り金額は払い込んだ保険料を超えている)老後生活資金として活用するかの選択ができる点なのですが、この辺を気に入っていただけたようです。 

C保険料の推移についてですが、増額しないかぎりは一切保険料がアップしない設計をいたしました。

D老後になったとき極力保険料負担の少ないよう終身医療保険(終身保険特約つき)は60歳で払い終わり、介護年金保険は65歳で払込が終るような設計をしてご希望に沿えるようにしました。  

 

[ポイント]

■ 「すべてのリスクを保険だけでまかなうつもりではない」といったご本人のお考えを尊重し、ご予算、保険以外で準備できる点(公的保障や保有資産等)、保障の優先順位などを明確にして設計いたしました。 

■ 本当に必要を思われる保障を明確にしておくと、むだなく合理的に保障できます。とりわけお若いうちにその点についてしっかりお考えになられると、良質で、ながくお財布にもやさしい保険を設計することができるという点をご自身できちんと理解されていらっしゃいました。必要な保障をご自身の意志できちんと見極め、主体的に保険を備えられました。